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6月のチーズ講座

今月はプロヴァンス地方。

コート・ダジュール=紺碧海岸

・フランスの南東に位置する。

・辛口ロゼの産地。

・チーズは山羊乳(シェーブル)が多い。(高地のハーブを食べて育った山羊)

16世紀に革の臭い消しによい香りを染み込ませた手袋が大ヒット。

・18世紀にはジャスミンオレンジなど香水に使用する花の栽培が盛んになり「香水の街」として世界的に知られるようになる。

「シャネルの5番」もこの町でうまれた。

アイオリ・・・マヨネーズとオリーブ油にニンニクを加えた濃厚な白とオレンジのペースト状のソース。

<食べたチーズ>

・バノン ア ラ フォイユ 

バノン ア ラ フォイユ AOC

山羊のチーズです。栗の葉っぱに包んで熟成させる。熟成がすすむとトロトロになり、強い風味になる。アントニウス王が食べ過ぎて消化不良で死んだほどとりこになる味。

今回はこれが一番好みだった。

・ローヴ デ ガリッグゥ

ローヴ デ ガリッグ

小さな白い丸いチーズ。ハーブをたくさん食べた山羊乳で作ったチーズなので、ほんのりハーブの香りがする。ガリッグゥ=石灰の土地

・フルール デュ マキ

フルール デュ マキ

羊乳。生産地コルス(コルシカ島)南部。ナポレオンが産まれた島。フルール デュ マキ=かん木林に咲く花。ローズマリー、サリエット、ジュニパーベリー、赤唐辛子で覆われています。別名:恋のめばえ。

・モンブルアック

モンブリアック

表面に灰をまぶした円盤形のブルーチーズ。青かびが苦手な人も大丈夫な感じ。牛乳。

(画像はすべてフェルミエさんより)

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コメント

■nanaさん、ご指摘ありがとうございます!
訂正しておきます!m(__)m

投稿: 小西あつ子 | 2015/05/19 10:14

通りすがりの者ですが、コルシカ島はナポレオンの生まれた島ですよ~。
死んだのはセントヘレナ島という大西洋に浮かぶ孤島です。(その前にエルバ島という地中海の島に流されています)
何年も前のブログに失礼しました!

投稿: nana | 2015/05/19 09:43

■タニタクさん
さすが!いいとこ選びますね~
バノンお薦めです!
熟成したのは臭いですよ~でもそれがおいしいんですよね、私たち^^;
バノンはプロヴァンスを代表するチーズだと思います。
確かブランデーに通してから葉に包むらしいです。

投稿: あつ子 | 2007/06/04 14:07

本当、チーズ講座は素敵過ぎです!!
当然の事なのですが、知らないチーズがたくさん登場してくるので、すごく楽しいです♪
今回のチーズはどれも知らなかったです!
特に“バノン ア ラ フォイユ”はどんなのか興味あります~!!

投稿: タニタク | 2007/06/04 13:29

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