バス券売り場では乗車券と成相寺入山料がセットになった券を買います
またしてもバスには私たちだけの貸し切り状態
傘松公園にはたくさんの中国からの観光客がいたけれど
登山バスは一般自動車が走れない景色の良いところを走ります
約7分。めまいとか心配でしたが大丈夫でほっとしました
立派な山門を越えて石段の下でバスを降ります
帰りのバスを確認して石段を上がります
途中右に見える鐘楼は、撞かずの鐘と言われ、悲しい逸話が残っています
新しい鐘を造る時に近隣住民は寄進したのに
裕福なのに金は無いと拒んだ女房の乳飲み子を鋳造の日に誤って銅湯のルツボに落としてしまった
その後出来上がった鐘を撞くと、乳飲み子の悲しい鳴き声が聞こえてくる
人々は乳飲み子の成仏を願って鐘を撞くことをやめました
途中左手の巡礼堂の前にお地蔵さんがいらして(写真撮り忘れ)
一願一言地蔵といい、一言でお願いすれば叶えてくれるらしいので
安楽ぽっくりの往生をお願いしました
西国二十八番札所
本堂かっこよいです
もともともっと山の上に建てられていたけれど山崩れのため現在地に移転
現在の本堂でさえ安永3年(1774年)250年前という
慶雲元年704年(1320年前)に文武天皇の勅願寺になったとあるので、すごい歴史ですね
西国二十八番札所ということなので
御朱印をもらいました
その場で丁寧に書いてくださり
とても親切でした
かっこいい字です
心にしみました
本堂前の鉄湯船(てつゆぶね)
って、何?って思って調べたら
お坊さんのかかり湯をするための湯舟らしい
今は手水鉢として活用されている
ここまでくるとたくさん雪残ってますね
石段はけっこうな長さでしたがまだ膝は大丈夫だった
バス停に行こうと思ってたどり着いたら料金所でした(笑)
窓口の人がこの坂を4分くらいのぼると天橋立が見える展望台になっていますよ
と、教えてくださった
弁天山展望台
本当の股のぞきはここから見る天橋立らしい
教えてもらって感謝です
展望台を降りると五重塔
奇怪な話の底なし池に写ってます
雪景色の写真を料金所の人に見せてもらいましたが
とても神秘的できれいでした
バス停の場所を教えてもらって(ここの裏でした)
帰りの登山バスは時々海に突っ込みそうなスリル満点な箇所もあり
あっという間に傘松公園へ
そこからケーブルでふもとまで降りて
次は真名井神社へ
今回の旅行で一番良かったのは
私はこの成相寺でした
ここまで足を運ぶ人は少なく幻想的な空間
御朱印を目の前で書いてくれる贅沢な時間でした
本堂は撮影禁止でしたが、「真向きの龍」だけは撮影可能なことをあとで知り残念でしたが
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